- 10月 1, 2026
変形性膝関節症とは?膝の痛みの原因としくみを解説
■「歩き始めに膝が痛む」その症状、放っておいていませんか
階段の上り下りで膝がズキッとする、朝起きて歩き出す瞬間に痛みを感じる・・・
そんな経験はありませんか。多くの方が「年のせいだから仕方ない」と我慢してしまいがちですが、その痛みの背景には「変形性膝関節症」が隠れていることがあります。今回は弥富市にある整形外科、服部整形外科皮フ科が、この病気がどのようなしくみで起こるのかを分かりやすく解説します。
■変形性膝関節症ってどんな病気?
変形性膝関節症は、膝の関節にある軟骨が少しずつすり減り、骨同士が直接ぶつかりやすくなることで痛みや炎症が生じる病気です。膝の軟骨はクッションのような役割を果たしており、歩く・立つ・しゃがむといった日常動作の衝撃を吸収しています。ところが加齢とともに軟骨の水分量が減り、弾力性が失われていくと、徐々にすり減りが進み、関節の変形につながっていきます。
中高年、特に女性に多くみられる病気で、男女比はおよそ1対4といわれています。更年期以降のホルモンバランスの変化が影響しているためと考えられています。
■なぜ膝の軟骨はすり減ってしまうのか
軟骨のすり減りには、いくつかの要因が重なって関わっています。
・加齢により軟骨の水分量が減少し、すり減りやすくなる
・肥満により膝にかかる負担が大きくなる
・大腿四頭筋など膝周りの筋力低下により、関節への負担が増える
・過去の骨折や靭帯損傷など、外傷の影響が後年になって現れる
つまり「年齢」だけでなく、体重や筋力、過去の怪我といった複数の要因が組み合わさって発症することが多いのです。
■症状は少しずつ進行していく
初期段階では、動き始めに膝の周りがこわばるように痛む程度で、少し休むと和らぐことがほとんどです。しかし進行すると、安静にしていても痛みが引かなくなったり、膝が完全に伸ばせなくなったりと、日常生活に支障をきたすようになります。「痛みが出ては引く」を繰り返しているうちに、知らず知らず進行しているケースも少なくありません。
早めの受診が、将来の生活の質を守ります
変形性膝関節症は進行性の病気ですが、早期に発見し、生活習慣の見直しや適切なリハビリを行うことで、進行を緩やかにすることが可能です。「歩くのが遅くなった」「正座がしづらくなった」など、少しでも気になる変化があれば、我慢せず弥富市の服部整形外科皮フ科までお気軽にご相談ください。
当院では、変形性膝関節症に対する新しい治療方法「ラジオ波焼灼術(クーリーフ)」を導入しております。
次回は、ご自身で確認できる症状のサインと、進行度の目安についてお伝えします。